✵✵✵ ΝΩΘΙ ΣΑΥΤΟΝ✵✵✵
この宇宙全体の
全て存在のはじまりの瞬間、
それを”ファーストモーメント”と呼びます。
(First Moment)その名の通り、
すべての物語のはじまりの瞬間です。
この最初の瞬間に、
創造主の生き写しである“魂”としての
私たちは、創造主から分離して
完全に自由に解き放たれたのです。
全ての魂それぞれが同じ瞬間に、
決して改変されることのない
唯一無二の完全なる存在として
創造されたのです。
そこに例外はありません。
『あなたは誰(何)ですか?』
そのように聞かれたら
このように答えることが出来ます。
すべてを創造した創造主(神)の
姿に似せて作られた
創造主そのものであり
創造主の本質を持ち合わせている
唯一無二の完全なる存在です。
すべての人間は、
この世界のすべてを創造した
“創造主(神)のコピー”とも言えます。
創造主の持つすべての叡智が
今この瞬間も、あなたの中に
宿り続けているのです。
つまり今この時を生きる誰しもが
まことに自分の本質である
創造主としての自己、
真の存在価値に目覚めれば、
その瞬間から自分の望むどんな願いも
現実にしていくことが出来ます。
“願いを叶える叡智”
“現実化の能力”を獲得するために
何かを成し遂げなければいけない
という事は一切ありません。
これは全ての人間存在が
元々、自分に兼ね備えている
生まれつきの権利だからです。
ただし、ここまでの話は
あなたがこの人生において
“もう何もする必要がない”
“何にも気がつく必要がない”
という意味では決してありません。
私たちは生まれたから時から
あるいは生まれる前からの
『特殊なトレーニング』の影響を
過去から今に持ち越して
生きているからです。
そのトレーニングは何かというと
『正しくあるべき必要性』という名の
正しく生きるためのトレーニングです。
私たちは常にこの世界において
『正しい自分』でいる事を
自分自身に課してきたのです。
あなたがこれまで
ずっと握りしめてきた『正しさ』は、
あなたの願いの現実化を邪魔しています。
それは『内なる葛藤』とも言えます。
この葛藤は常にあなたにまとわり続けて
終わりのない苦しみをもたらします。
さらに、その内なる葛藤は
『自分には価値がないのだ』という
無価値感という感覚までも
人々の内側に植え付けます。
“正しくあるべき必要性”
“願いの現実化を邪魔する内なる葛藤”
“自分には価値がないのだという
無価値感”
あなたが、自分の真の価値に
目覚めていくには
これら全てを完全に手放し
地球の集合意識から独立し
自分の創造する世界において
自分の足で立ち上がる必要があります。
これは決して、
一朝一夕で成し遂げられる
ことではないかもしれません。
“自分が全ての創造の源である”
“すべての現実を自分が創り出している”
という事実を、人はなかなか
受け入れる事ができないでいます。
特にポジティブな出来事に対しては
人はまだ受け入れる余地がありますが
自分が望んでいない
ネガティブな出来事に対しては、
とたんにその責任を誰かに
押し付けたくなってしまうものです。
けれども、あなたの存在している
物質次元の世界において
個人的なことから、社会的なことまで
“現実“という名の創造の結果は
1つ残らずあなた自身の意図によって
成り立っているのだという事を
やはり私たちは
理解していかなければいけません。
それを理解していく事によって
それまでは気づくことの出来なかった
認識することさえ難しかった
願いの現実化を邪魔していた
『葛藤』が顕在化してくるのです。
あなたの願いを叶えることも
あなたの願いを叶えないことも
常に、あなた自身によって
決断されている事です。
はじまりの瞬間において
私たちが創造されたとき、
完全にすべてから
開放されていて自由でした。
そして今、この次元で
あなたが再び自己に目覚める時、
同じように全てから解放され
完全に全てから自由になることが
可能になります。
あなたはもう真の自分を
知り始めています。
そして目覚めはじめているのです。
そうでなければ今この言葉を
目にすることも読むことも
きっとなかったでしょう。
あなたが望むものを手に入れるための
願いを叶える叡智は
永遠にあなたの内に宿っています。
今もこの瞬間にもです。
創造主はすべてを一瞬に創り上げた。
欠けているものは何もなかった。
その瞬間に、存在すべきものが
すべて創造された
ー聖なる闇と、聖なる光が。