✵✵✵ ΝΩΘΙ ΣΑΥΤΟΝ✵✵✵
私たちが生きているこの次元には
『時間』が存在しています。
私たちは常に
この『時間』を軸とした制限のある
概念の影響を意図的に受けています。
そして『過去と現在と未来』は連続した
世界なのだと認識し続けています。
しかし実際は、過去・現在・未来は
連続していません。
それぞれが独立した1つの瞬間です。
一瞬一瞬のそれぞれの出来事が
縦横無尽あちらこちらに埋め尽くされ
世界は成り立って存在しています。
それが私たちのいる世界です。
人々は『今』手に入れていないものでも
未来の延長線上のどこかでは
手に入れられると信じ続け
未来への理想を膨らませ期待を寄せます。
未来になれば、自分の望むものや
自分の完璧性が見つかると信じ続け
残念なことに『今』にある完璧性や
歓びには目をそむけながら
未来に期待を放射し続けます。
『今は願いが叶っていないけど
時間さえあれば
願いを叶えることが出来るだろう』
アンバランスで過度な未来への期待は
“今の自分では願いを叶えられない”
“今の自分は完璧ではない”
“今の自分には足りないものがある”
そんな風に『今』への不足感を
起因としているのです
残念なことに、今に歓びや完璧性を
見いだせない時には
未来においても歓びや完璧性を見つける
ことは出来ません。
なぜなら願望実現の現実化というのは
あなたの内側にあるものを、ただ外側に
映し出しているだけだからです。
あなたが『今』持っていないものは
未来に現れることはありません。
あなたが”足りない”と思っているものは
あなたの意図通り、何の過不足もなく
“足りない”という未来を創り続けます。
肥大化した理想や未来への期待が
あまりにも大きくなると
それは葛藤という名に変わって
あなた自身への重圧となります。
今頑張れば・・今を乗り切れば・・
報われた未来が待っている
歓びに溢れた未来が待っている
そのような期待と概念を
我々は手放さなければいけません
あなたが持っているものは
『今』だけです。
そして変えられる事ができるの
『今』だけです。
我々が見ている過去や未来は
すべて幻想なのだと言うことを
目覚めのタイミングにおいて
気がついていく必要があります。
もしあなたが自分の人生に望むものが
あるのならば『今この瞬間』に
それを手にして下さい。
望むものを手にしているかのように
『今』を生きて下さい。
願いが結果になった状態と
同じように
歓びの中にいて下さい。
願いが叶う『いつかの未来』
というのは存在していません。
『願いがかなっている今』が
常にあなたの内側に
ただただ存在しているだけなのです。